画一的なPBが全盛の時代に、店頭で際立つブランド価値を最大限に伝えるデザインのチカラ
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コンビニエンスストアの棚を眺めると、効率性や低価格を前面に出した、シンプルで画一的なプライベートブランド(PB)の商品が溢れています。情報が削ぎ落とされた均一なパッケージが全盛を迎える現代において、私たち株式会社ノーツデザインオフィスが挑み続けているのは、その真逆にある「情緒的価値の最大化」です。
その象徴とも言えるプロジェクトが、ファミリーマートのPB「ファミマル」において、累計販売本数4億本(※2026年4月末時点)を突破した「Afternoon Tea(アフタヌーンティー)」監修のペットボトル飲料シリーズです。

「日々の暮らしに、上質な香りとリラックスを。」というAfternoon Tea紅茶シリーズが持つ世界観を、私たちは店頭という一瞬の接点でどう伝えるか——その「翻訳」を、ブランディングとパッケージデザインの力で担い続け、これまでにデザインした商品は30種類以上に及びます。
💡1. 均一化する棚で「情緒」をフックに選ばれる仕掛け
PB商品が並ぶ飲料コーナーは、視覚的な情報量が非常に多く、一瞬の判断が購買を左右する激戦区です。多くのPBが「分かりやすさ」や「コストパフォーマンス」を訴求するなか、私たちは「Afternoon Tea」というブランドが持つ世界観や本格的な味わいをパッケージ全体で表現することに注力しました。

「心地よい違和感」による認知とアイデンティティの確立:
整然と並ぶ効率優先のPB飲料の中で、手仕事のぬくもりやストーリーを感じさせる佇まいは、いい意味で「程よい違和感」としてお客様の視線を捉えます。この独自の空気感こそが店頭での高い認知を生み、一目でシリーズだと分かる強固なブランドアイデンティティを確立しました。
20代〜50代の女性に寄り添う「引き算」の安心感:
メインターゲットである20代から50代の女性に向けて、過度なアピールや押しが強すぎる表現は徹底的に排除しています。余白を活かしたノイズのない上品な引き算のデザインにすることで、日常のバタバタした瞬間にホッとできるような「安心感」や「落ち着き」を大切にしました。
季節の彩りと上質なライフスタイルの提案:
冬のくつろぎを演出する温かみのある色合いなど、季節やフレーバーごとに細部まで計算された色彩設計。手に取った瞬間に、まるでお気に入りのカフェにいるかのような「リラックスした時間」を想像させる情緒的なアプローチを施しています。

どれほど優れた中身であっても、その価値が正しく伝わらなければ選ばれません。この「情緒的価値」と「ターゲット層の心に響くトーン&マナー」をデザインの力で具現化したからこそ、競合ひしめくコンビニの店頭において、お客様の心を捉えて離さない大ヒットシリーズへと成長させることができたのです。
🎯 2. PBだからこそ求められる「懐の深さ」
ターゲットは20代〜50代の女性ですが、ファミリーマートの店頭に実際に立つのは男性客も数多くいます。「誰か一人に強く刺さる」デザインではなく、「誰にとっても違和感がない」デザインでなければ、PBとして棚に存在する意味がありません。

さらに繊細なのが、「上質さ」と「手に取りやすさ(親しみやすさ)」の両立です。
色数を絞り余白を活かせば上質感は出ますが、一歩間違えると「これは高そう」と判断され、素通りされてしまうリスクがあります。逆に情報を詰め込めば安心感は出ても、Afternoon Teaらしい品格は失われてしまいます。
私たちが目指したのは、性別や年代、価格感度を問わず「誰からも嫌われない」——むしろ「この価格で、日常が少し豊かになる」と自然に手が伸びるバランスです。ターゲットを絞り込むD2Cやハイブランドとは異なり、マス市場を支えるPBには、こうした高度で繊細な表現の匙加減が求められます。
♻️ 3. 30種類を超える展開を支える一貫性
このシリーズは、これまでにフレーバーや季節限定商品として30種類以上のパッケージを展開してきました。
新しい味が出るたびに単発でデザインを起こすのではなく、「このルールの中であれば、どれだけ変化させても“あのシリーズ”だと伝わる」という強固なデザインシステム(ガイドライン)を構築し、運用し続けています。
一本のヒットを生むことと、30種類以上を破綻なく展開し続けることは全く別の難易度です。後者を維持できて初めて、ブランドは「点」ではなく「面」として市場に定着します。
累計4億本という数字は、優れた企画と商品の魅力によるものであると同時に、その価値を毎回店頭で「翻訳」し続けてきたデザインの積み重ねでもあると、私たちは考えています。


✨ デザインのチカラで、これからの市場に新しい価値を
画一的なデザインが溢れる時代だからこそ、独自のブランド価値を最大限に伝えるデザインのチカラがビジネスにおいて決定的な差を生み出します。
私たちノーツデザインオフィス / NDOは、これからも「ブランドの価値を整理し、誰に何をどのように伝えたいか」という本質を突き詰め、コンセプトメイクからパッケージ、そして未来へのコミュニケーションにいたるまで、一貫した思想で世の中に新しい価値を創造し続けてまいります。
「パッケージで商品の魅力を最大限伝えたい」「デザインの力で他社商品との差別化を明確にしたい」「ロングセラー商品を確立したい」とお考えの経営者・ご担当者様は、ぜひ一度ノーツデザインオフィスへご相談ください。貴社商品の本質的な魅力を引き出し、共に未来を創るブランドを構築いたします。
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